今の私とは、今までの人間関係の歴史だ。
私のまわりにはりついているラベルを一つひとつ確かめてみよう。
タマネギの皮のように、一つひとつむいてみよう。
もしかしたら、タマネギの皮をむくときのように、
目にしみて涙が出 てくるかもしれないけれど。
もう一度、生まれたときのハダカンボウの自分からはじめて、
私の歴史をたどってみよう。
その途中のどの瞬間も、かけがえのない私なのだと思えたら、
あたらしい私の物語が生まれた。
私は、もう「100%の私」を求めなくてもいいんだ。
私は、今までの私と、今の私を、まるごと認めていこう。
新しい物語から、「自分らしさ」をはじめようと思う。
生きてるかぎり、何度でも、生き直せることが分かったから。
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